喉頭がんの診断方法
喉頭ガンの診断をする際は、間接喉頭検査、喉頭造影、エックス線、CTなどの検査を行います。
喉頭蓋咽頭面(こうとうがいいんとうめん)、前連合(ぜんれんごう)、声門下腔(せいもんかくう)などにできたガンは、間接喉頭鏡では見落としやすいので、ファイバースコープによる観察を行います。
エックス線、CTなどは、軟骨などの深部への浸潤や喉頭の外への進展具合を見るために必要不可欠です。
最終的な診断は、組織の一部を取り出して調べる、生検によってなされます。喉頭ガンが大きくなってしまうと、放射線治療で治せなくなり、手術が必要になります。
ガンの進行具合によって、どの程度の喉頭を切除するかが判断されますが、喉頭を半分取るのですめば、何とか声を出すことは可能となります。
しかし、喉頭をすべて切除した場合、手術の後はまったく声が出せなくなってしまいます。
放射線療法では治りにくいガン、とくにリンパ節転移がみられるようなガンの場合や、呼吸が苦しくなるような大きなガンの場合では、手術が必要になります。
喉頭ガンの手術を受けたあとは、定期的に医師の診察を受ける必要があります
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